うにせん流?フォニックス12~ウォーキング・ヴァウル(Walking Vowels)をマスターしよう! ~
母音を制するものはフォニックスを制す!母音のルールもマスターしよう!
さて、今回は1文字目がアルファベット読みで2文字目は読まない、という2つの母音の組み合わせのお話です。
Walking Vowels(ウォーキング・ヴァウル)とは
前回のうにせん流?フォニックス11の記事マジックe/サイレントeをマスターしよう!では、母音(a、e、i、o、u)がアブクド読みではなく、アルファベット読みなるというルールでしたが、今回のルールでも母音がアルファベット読みになります。
マジックe/サイレントeのルールでは、アルファベット読みになる母音と読まれなくなる母音は離れていましたが、今回のルールでは2つの母音が隣同士に並んでいます。この母音の組み合わせはWalking Vowels(ウォーキング・ヴァウル)と呼ばれていて、歩いている母音という意味なのですが・・・なぜこんな名前がついているのかという理由はこちら↓
Between the Lions: "When Two Vowels Go Walking"
ほら、母音が2人一緒に歩いているでしょ?
私が参考にしているフォニックスの本↓
アメリカの子供が「英語を覚える」101の法則 (講談社+α文庫)
- 作者: 松香洋子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2000/05/22
- メディア: 文庫
- 購入: 12人 クリック: 113回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
では、
5級のルール 42~52番 礼儀正しい母音
として紹介されています。
この動画を見て歌詞も聞き取れれば、あ、そういうことね!となるのでしょうが、私にはちょっとムリ~。でも動画のイメージが助けになりますので見てみてください。
この2つ並んでいる母音、1番目(左側)の母音が大きくなって2番目(右側)が小さくなったり、1番目の母音が2番目の母音の向かって何度も「シーーッ!」と黙るように制していますね。これが、
1番目の母音がアルファベット読みになり、2番目の母音は読まない
というルールを表しています。
イメージとしては、こんな感じですね↓
上の動画では、母音の組み合わせは4つしか出てこないのですが、このルールに当てはまる母音の組み合わせは、
ai
ay
ee
ea
ey
oe
oa
ow
ui
ue
と、11個もあります。このあたりから難易度も上がって来るな!という気がするのですが覚えて読めるようになると、おぉ!英語読めてる!という感じも高まってきます。
母音扱いになるyとw
さて、母音同士の組み合わせ、と言っているのに上の組み合わせの中には、yとwが含まれているものがありますね。
アブクド読みを覚えたときには、yとwでは子音となる音を覚えましたが、実はこの2つの文字は、単語の中央や語尾で使われる場合は母音を表し、yはiと同じ、wはuと同じ音&働きをします。ここではどのyとwも組み合わせの2文字目に出てきているので母音扱いになるのです。
また、アルファベット読みになる、というルールですが、uは、ユーではなくウーという発音になります。
Walking Vowelsを覚える順番
私は、手作りフォニックスカードをラミネート加工してコドモとお風呂で覚えたのですが、読めるようになることを優先して1番目の母音の種類でグループに分け、数の少ないグループから覚えていきました。
iから始まるグループ → ie
aから始まるグループ → ai、ay
uから始まるグループ → ui、ue
eから始まるグループ → ee、ea、ey
oから始まるグループ → oe、oa、ow
とこのような順番です。
例えば「ie」のカードならルール面を見せて、コドモには、
eは読まないで、iはアルファベット読み!
と言ってもらい、ひっくり返して単語を読んでもらいました。グループごとに覚えていき、最後にまとめて復習しました。全部覚えるまで1か月くらいやっていたように思います。
ルール・カードのファイル、おフロ用カードの作り方はこちらから
★おまけ★ Two Vowels Go Walking の歌詞
Two Vowels Go Walking
When two vowels go walking
The first one does the talking
In "boat" you hear the "o" and not the "a" In "meat" you hear the "e" The "a" sits quietly The second vowel you see but you don't say But... Shh! Just the two of us together In "train" and "pail" and "rain" The "a" speaks up; the "i" does not But... Shh! Let me explain When two vowels go walking The first one does the talking In "brain" you hear the "a" but not the "i" In "soap" the "o" is clear The "a" you never hear In "say" you say the "a" and not the "y" But... Shh! Isn't it neat? But... Shh! It can't be beat! But... Shh! It's such a dream! Don't mean to boast But here's a toast We're quite a team! When two vowels go walking The first one does the talking I'm sorry, number two, it's such a shame Although it gives you pain The rule is very plain When two vowels walk The first one says its name! But... Shh! Yes, when two vowels walk The first one says its name!
|
2人の母音が歩いてる(拙訳)
2人の母音が歩いてる
1番目がおしゃべりで
"boat"では、"o"が聞こえてaはなし
"meat"では、"e"が聞こえて
"a"はだんまり
2番目母音は見えても読まない
でも...
シー!
私たち2人が一緒なら
"train"、"pail"、それと"rain"
"a"はおしゃべり、"i"はだんまり
でも...
シー!私に説明させて
2人の母音が歩いてる
1番目がおしゃべりで
"brain"では、"a"が聞こえてiはなし
"soap"では、"o"ははっきり
"a"は全然聞こえない
"say"なら、"a"は読むけど"y"は読まない
でも...
シー!いかすだろ?
でも...
シー!最強だ!
でも...
シー!夢みたい!
自慢じゃないけど、
でも乾杯しちゃおう
オレたちって、いいチーム!
2人の母音が歩いてる
1番目がおしゃべりで
ごめんね2番目、お気の毒
つらくったって
ルールは明白
2人の母音が散歩のときは
名前を言うのは1番目
でも...
シー!
そう、2人の母音が散歩のときは
名前を言うのは1番目
|
うにせん
~日々の学習メモ(前週日分)~
家勉
Such a Fuss ORTアプリ Level 3 3回目
おフロで英語