うにせん流?フォニックス11~マジックe/サイレントeをマスターしよう! ~
今日は、フォニックス・ルールの代表格とも言えるマジックeまたはサイレントeと呼ばれているルールのお話です。
このルールでは、母音を表す文字(a、e、i、o、u)がアブクド読みではなく、アルファベット読みになります。
私が参考にしているこちらの本↓ では
アメリカの子供が「英語を覚える」101の法則 (講談社+α文庫)
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7級のルール 1~6番 eのついた母音
となっており、
単語の最後にeがある場合、その前方の母音がアブクド読みではなくアルファベット読みになり、eそのものは発音しない。
と紹介されています。文章だけではピンと来ないと思いますので、例を見てみましょう。
mat (マット)
この単語は、m(ム)、a(ア)、t(トゥ)、と全部アブクド読みで読めますね。
では、こちらの単語はどうでしょう?
mate
これをアブクド読みすると、m(ム)、a(ア)、t(トゥ)、e(エ)となり、「マテ」みたいな発音になってしまうのですが、実際にはメィト(仲間)という発音になりますね。
mat(マット)- mate(メイト)
単語の最後にeがついたことで、その前の母音a(eの直前のtは子音です)がアブクド読みの"ア"からアルファベット読みの"エィ"に変化して、最後のeは発音されていないのがわかりますか?
図にしてみるとこんな感じ↓
コドモには母音とか子音とかの説明はわかりませんので、カードを見せて最後のeを指差しながら、
「このeはね、はずかしさん(注:恥ずかしがり屋さんの意)なの。だから発音しないんだよ。でもかわりにこっちの文字(前方の母音)がeさんの分も頑張るねって言ってアルファベット読みになるの。」
と説明したのですが、これで理解しました。すぐ直前の子音は関係しないというのが難しい気がするのですが、ルールの下線(_)でわかるようですね。
前方の母音が、e、i、o、uのときも同様のルールがありますので、まとめるとこんな感じになります↓
このルールも、二文字子音のときから使い始めたおフロ用手作りルール・カードで覚えました。
カードの中身はこんなイメージ↓ 上段が表面のルール、下段が裏面の単語です。
表面には、覚えるべき文字の組み合わせ(ルール)が書いてあって、裏面にはそのルールを含む単語が書かれています。ルールの説明そのものは書かれていません。
私の場合はオフロに入る直前に今日新しく覚えるルールのページだけ参考している本を読んで覚えてから、覚えてほしいカードの表面を見せて、ルールを説明しています。
発音できるルールは発音してもらい、ルールを言ってもらったほうがいいルールはルールをコドモに言ってもらいます。二文字子音の場合は、こういう音だよ、と説明したらコドモには発音してもらうだけですが、この母音のルールの場合はそれぞれのカードで、
最後のeは読まないで、aはアルファベット読み!
最後のeは読まないで、eはアルファベット読み!
最後のeは読まないで、iはアルファベット読み!
最後のeは読まないで、oはアルファベット読み!
最後のeは読まないで、uはアルファベット読み!
と言ってもらっています。
ルールを言ってもらったらひっくり返して、裏面の単語を自分で読んでもらいます。
アブクド読み+これまでに習ったルールで大体読める単語ばかりを集めているのですが、コドモは最初まったく読めなかったので、最初の文字の音は何?次の文字の音は?と聞いてそれぞれの音を発音し返して、全部の音を発音し終わったら、1音1音はっきりと、ゆっくり続けて発音、それを何度か繰り返してだんだん音をくっつけていきました。最後に1つの単語になるまでにコドモが気づく場合もありますし、最後まで??という場合はこういう風に読むよと教えます。
カードに書かれている単語は、読んだらすぐに意味がわかるような外来語などをなるべく書いているのですが、読んでみても、何それ?という単語もあるのでその場合は意味も同時に覚えてもらっています。
翌日以降は、そのカードの復習を。
発音&ルールを言う
↓
ひっくり返して裏の単語を読む
↓
読んだ単語の日本語訳を言う
これがスラスラできるようになったら、次のカードを足します。このルールは5つでグループなので1枚ずつ足しながら5枚セットで定着するまで毎日で2週間~4週間くらい?
正直なところ・・・うちのコドモはかなり勘が鈍いような気がします。1から10まで理解して欲しいとして、8か9まで説明しないといけない、みたいな。1を聞いて10を知るの逆バージョンですね。ツライ・・・
でも今では最初の頃より進歩していて、たどたどしくても自分で読んでいますから何事も忍耐と継続ですかね・・・おフロで英語に限ったことじゃないですが、最初に挫折しない、というのが一番難しい・・・
スケジュールの予想が1~2年、とか、覚えるのに要した期間が2~4週間、とか、非常にのんびりアバウトなのは、細かい予定は立てず、覚えたら進むという方針だからです。あくまでもおフロのついでなので楽しく、続けられるペースで。「最終的には制覇する」というのを優先しています。
実は何度か失敗したことがあって、リラックス・タイムのおフロなのに何やってんだか、と反省したことがあるのです・・・
ルール・カードのファイル、おフロ用カードの作り方はこちらから
~日々の学習メモ(昨日分)~
家勉
The Wobbly Tooth OxfordOWL 無料 e-book 3回目
3学期も復活できず・・・
おフロで英語