フォニックスって何?フォニックスって必要? その1 ~フォニックスの定義~
先日、久しぶりにABCの歌を歌ってみたら、コドモはL、M、Nを忘れておりました、うにせんです。
今日は、フォニックスの定義の話など。
日本でフォニックス(Phonics)というと、英語の音とスペルの間のルールのことを指しますね。CatのCという文字は、シー(スィー)ではなく/k/(ク)と読む、とか。
この↓PBC(米国の公共放送サービス)の記事がわかりやすかったので、要約してみました。
フォニックス(Phonics)とは、ある言語での文字と音との関係の規則です。
フォニックスの学習は、読み書きを学ぶ助けになり、米国では通常幼稚園(年長)~2年生の間に教えられています。
- 幼稚園(年長)→子音を表すアルファベットの文字(母音を表すa、e、i、o、u以外)
- 1~2年生→すべてのアルファベットとその組み合わせやルール
- 2年生→総復習とスラスラ読み書きできるようになる練習
フォニックス学習の必要性には個人差があり、ほとんど教えなくても読み書きできるようになってしまう子もいれば、3年生でも教える必要のある子、また、識字障害を持つ子どもは3年生以上でもフォニックスの指導が役立ちます。
全米リーディング委員会によると、フォニックスは読み方を習い始める段階での指導で不可欠であり、
体系的&明示的なフォニックス学習は、
- 直接的で特定の順序に従った指導は、体系的でない指導またはまったく指導されない場合より効果がある
- 幼稚園(年長)または1年生で始めると最も効果がある
- 子どもの単語認知、綴り、読解力を高める
- 子どもの社会経済的な地位に関わらず役立つ
- 読むのが苦手な子どもに特に役立つ
と結論づけられています。
フォニックスは読み方を習い始める段階での学習の一部に過ぎず、習熟度、語彙、読解力を高める指導も重要です。
こういう記事を読んでいて面白いなぁと思うのは、アメリカのお母さん方も「なんか子どもの幼稚園の先生が、今日はフォニックスをやりました~なんておっしゃってたけど、フォニックスってなんじゃらほい?」って思ってるのかもっていう発見ですね。
次回は、私がフォニックスをやろうと思った理由を書きたいと思います。
~日々の学習メモ(昨日分)~
(なかなか日々の記録に追いつかないのでメモを残すことにしました)
家勉
ORT Level 1+ フォニックス "Cats" 1回目 Oxford Owl 無料e-book
おフロで英語
Let It Go!(←コドモのリクエスト。難しくて苦戦中)
フォニックス 5級(礼儀正しい母音)ルール44 "ee"