うにせん流?フォニックス6~二文字子音をマスターしよう!その1 shの音~
今日は、二文字子音のお話です。
私が参考にしている本↓ では、
アメリカの子供が「英語を覚える」101の法則 (講談社+α文庫)
- 作者: 松香洋子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2000/05/22
- メディア: 文庫
- 購入: 12人 クリック: 113回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
6級のルール 34~41番 二文字子音
にあたります。
以前の記事で、「次はサイレントE、またはマジックEと呼ばれるルールに進みます。」と書いていたのですが、すみません!コドモと勉強したときは、このルールを先にやりましたので、こちらを先に紹介します。理由は、二文字子音のほうがわかりやすいルールだからです。
さて、アルファベットは、26文字しかありません。一方で英語の音(音素)の数は、40前後あると言われていますから(いくつの音に分類されるのか、というのは英語の種類と研究者の見解によって異なります)1文字に1音を割り当てていたのでは、全然足りないわけですね。
アルファベットの文字数…26 < 英語の音の数…約40
ダメじゃん!しかも、アブクド読みを覚えていると、
c → /k/(ク)
k → /k/(ク)
q → /k/(ク)
と、ただでさえ足りていない文字に同じ音を割り当ててたりして…
アルファベットの文字数…26 << 英語の音の数…約40
ますます足りてない!!
…だからいろいろなルールがあって、フォニックスを学ぶことになるわけですが…
この、音の数に対して文字の数が足りていないという問題の解決方法として、2つの文字をセットにして別の読み方にするというのがあります。これが今回のルール、二文字子音です。例を見てみましょう。
s → /s/ (ス)
h → /h/ (ハ)
sh → (スハ)
アブクド読みでは、sとhには、それぞれ/s/ (ス)と/h/ (ハ)の音が割り当てられているわけですが、shとセットで出てきた場合は、スハ、と2つの音を表すのではなくて、シュという1音を表すようになります。以前の記事で、ルールには優先順位があるという話をご紹介しましたが、後から習うルールが優先ですから、セットで出てきたら前のアブクド読みではなく、こちらの読み方になります。
発音記号を使っていないので説明が難しいのですが、どういう音かといいますと・・・
内緒話をするときのようにヒソヒソ声で、
スーーーーシーーーー
と言ってみてください。スーと言ったときと、シーと言ったときの音の違いがわかりますか?
今度は、ヒソヒソ声で
スーーーーシューーーーー
と言ってみてください。音の違いがわかりますか?
スーーーーと言ったときのスの音 → s の音
シューーーと言ったときのシュの音 → shの音
になります。
動画で確認したい方は下の動画をどうぞ。上がアメリカ英語、下がイギリス英語です。
アメリカ英語
s→5秒、 sh→3分18秒
イギリス英語(下画面)
s→4秒、sh→3分34秒
他の音も紹介しようと思っていたのですが、長くなってしまったのでまた今度…
~日々の学習メモ(昨日分)~
家勉
ORT Level 2 "The King and His Wish" 2回目 ORT 無料e-book
(過酷スケジュールのためお休み・・・)
おフロで英語
Tomorrow (アニーのミュージカルで歌われているやつです。コドモのリクエスト)
フォニックス 1級(音なし子音)ルール83 "mb"